雪解けが始まり平野部ではほとんど雪がなくなるが山間部はいまだ冬。天候によっては水分を多く含んだ雪が降る日も。また晴れると北西の風がつよい日が多いのも4月の特徴です。風は体温の低下に直結しているのでアウターとしてレインウェアをレイヤードします。首周りから逃げる体温を保つために薄手のネックウォーマーもあるとべんり。冷え症の方は、足の冷え対策として薄手のソックスの上からネオプレーン製のソックスを履くと冷たさが緩和されます。朝夕は気温が氷点下(−3℃くらい)になる日もあるので薄手のグローブ、化繊やウールなどの帽子も必携です。手先が冷える方はベンジンを燃料とするハクキン懐炉の持参を。
例年ゴールデンウィークまでに桜が開花することはまれです。標高の高い山間部はまだ冬と同様で、前半は気温が低下すると平野部でも雪が降ることもあります。朝・夕の最低気温は0℃前後。前半は薄手のグローブや化繊、ウールの帽子なども必携です。中旬になればフェーン現象が発生するなどして、暖かい日は30℃まで上昇することも。そんな日はベースレイヤー1枚で釣りを楽しむか薄手のベースレイヤーに長袖のシャツ1枚でどうぞ。1年でも9月に次いで雨の多い季節ですのでレインジャケットをお忘れなく。リザーバーや山上湖でのウエーディングや山間部での釣りを予定している人は4月の装備を目安に。下旬頃からカやブユなどが発生するから、熱を吸収しやすい黒などのアウターは避けたほうが無難。蛇足ですが日照時間が1年でもっとも長いのも5月です。
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