今や秋の定番遊びになった感あるワカサギ・ドライフライの釣り。この時期ばかりは弊社でもレクリエーショナルな釣りをやっていて、ポロシリではもっぱらボートでガイドしています。アングラーで混雑する週末もへっちゃらだし、状況に応じていろんなスポットに行くことができます。
この日の風はおおむね南東の風3.5mほど。水温は高めで場所によっては13℃。南岸の人気スポットにはウエーディングしているフライアングラーが4名ほどいて、沖には相応のスカムラインが何本か発生していたのでしばらく眺めるも釣れる気配はなし。こちらも実績のある場所を当たったのですが反応がありません。その後、風向きと地図を鑑みながら複数の場所でトライするもボイルはなし。15時。最後に立ち寄ったのは、秋のワカサギの釣りの場所としては噂すら聞いたことのないスポットでした。
エンジンを止め湖面を眺めていると、船の周りにワカサギのシンコらしき4cmほどの小魚の凄まじい規模の群れ。”なんとなく”の勘がはたらいてここで待つことを決め、チャムを入れ始めて10分ほどたった頃でした。ボートより風下の北西側約30mで、凄まじい音とともにボイルが始まりました。
大型魚特有のエサを捕食する際の生々しい音と水飛沫でゲストは一気に”上がり”まくり。射程距離圏内に入ったところで2回チャンスが来て2回ともセットフックして、両方ともにバレて、無念の時間切れ。しかしながら! こともあろうかこんな場所だなんて……。スーパーファン!
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