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2021年9月

真っ赤に色づいたナナカマドの実に秋の訪れを感じる北海道の9月。釣りは盛夏のそれから一変して秋モードに入ります。場所と天候しだいではライズに頻繁に遭遇するようになり、10月の終わり頃まで効果的なドライフライ・フィッシングを楽しむことができます。この時期はスティルウオーターの釣りも盛期ですから、あっちもいいこっちもいいとガイド自身が落ち着かない(笑。しかも、季節は思いのほか早足で過ぎ去っていきますから、準備は抜かりなく。
真っ赤に色づいたナナカマドの実に秋の訪れを感じる北海道の9月。釣りは盛夏のそれから一変して秋モードに入ります。場所と天候しだいではライズに頻繁に遭遇するようになり、10月の終わり頃まで効果的なドライフライ・フィッシングを楽しむことができます。この時期はスティルウオーターの釣りも盛期ですから、あっちもいいこっちもいいとガイド自身が落ち着かない(笑。しかも、季節は思いのほか早足で過ぎ去っていきますから、準備は抜かりなく。

 お盆までの猛暑がまるで嘘だったかのように、9月に入って北海道はめっきり寒くなりました。道内では平均的に暖かい地域である十勝ですら、日中の最高気温は27°c程度。ロングスリーブの化繊のカットソー1枚では朝晩は少し肌寒く、ソフトシェルや化繊のベストなどをパックに忍ばせて出かける気温に。例年、季節の変化に伴ってマスの捕食対象も顕著に変わるのもこの頃。盛夏にとても効果があったフライパターンがさほど効かなくなったことを知って、秋の始まりを実感しています。

 視覚的には、山間部の木々の葉っぱが色づき始める頃から、好きな人にはたまらないとてもエキサイティングな時期が始まります。秋のライズの釣り、ドライフライ・フィッシングの秋の盛期の始まりです。

 ポロシリでは川のみならずスティルウオーターの釣りにも熱をあげていて、ボートなどを準備していろんな釣り場に出かけています。これらを用いたスティルウオーターの釣りのよいところは、たとえ連休や週末でもさほど釣り人で混雑していない点でしょう。もう一つは、岸からのウエーディング時に比べマスの行動がよく見える点です。ガイドおすすめの遊び方です。