昨年はコロナウィルスのため延期となったフィンランドの同大会ですが、今年はついに開催されることになりました。2020年も今年の試合も、私はチームジャパンの選手としてフィンランド戦に参戦予定だったのですが、さまざまな理由により、今年日本チームは出場を見送ることになりました。
実際のところ、カナダやアメリカ合衆国、ニュージーランドやオーストラリア、アジアのほとんどの国が本大会の出場を見送っており、参戦を決めた国はすべて、スカンジナビアを含むヨーロッパ諸国です。まぁー、世界大会とは名ばかりの事実上のヨーロッパ大会の様相を呈しているわけです。しかしながら、地元フィンランド(4)はもちろん、スペイン(3)、イタリア(5)、フランス(1)、チェコ共和国(2)、そしてイングランド(8)など、世界が注目する欧州の列強が参戦するのですから、試合そのものは面白くないわけがありません。()内は2019年大会のチーム戦順位。
5日間の試合内容ですが、ウェブサイトによれば、本大会では3試合が川、残る2試合が湖のボートの釣り(ドリフト)に決定したようです。世界のトップ選手たちがーーあの広大で、スリックで、グライドが続くーーフィンランドの川をどう釣るのか、湖でどんな戦略を展開していくのか、興味は尽きないところ。左の公式ウェブサイトをはじめ、世界各国のフライフィッシングのメディアでは日々報道が行われるはずです。ご注目ください。
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